2019.12.13 東芝が5Gバックホール回線の高速無線接続技術開発 速度・安定性・距離を解決コスト10分の1に

 東芝は12日、次世代高速通信規格5Gにおいて末端回線と基幹回線をつなぐバックホール(中継)回線を無線で高速に接続する技術を開発したと発表した。この技術により光ファイバーなどのケーブル設置が必要なくなり、従来比10分の1のコストで5Gの無線バックホール回線の設置ができるという。

 開発した技術は、複数の受信アンテナ間で水平と垂直の二つの偏波(電磁波)を使うことで大容量の高速通信ができる「偏波MIMO-OFDM」と呼ぶ技術に、新たに開発した...  (つづく)