2022.04.04 「20年ぶり」開校予定の高専 三井不が地元への寄付などSTEAM教育支援

完成予想パース


 徳島県神山町で来春の開校をめざす私立高専「神山まるごと高専(仮称)」。国内では約20年ぶりの高専開校になる。これに関連し、三井不動産がSTEAM人材育成支援に向け、パートナーシップ協定を結んだと発表した。「企業版ふるさと納税」で地元へ1億円を寄付、パートナーシップに参画する。起業マインドのあるエンジニアらを後押ししそうだ。

 地方創生のロールモデルとも言われる同町。Sansanを創業し、代表取締役社長CEOを務める寺田親弘氏ら、様々な専門家らが、同高専の創立を準備している。全寮制、1学年40人の態勢が見込まれている。同社からは事業分野である街づくりに関連した知見やノウハウの提供も見込まれる。
(5日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)