2026.01.13 NTTデータ関西、東京都北区と生成AIの実証実験 面談業務の効率化へ
NTTデータ関西は、東京都北区と協定を結び、生成AI(人工知能)を活用して面談業務を効率化するアプリ「スマート面談AIナビ AiBou」による実証実験を始めたと発表した。区で面談業務を担う担当者の負担を軽減するとともに、区民サービスの質を高めることが狙いだ。
AiBouは生成AIを用いた業務適応型の面談支援アプリで、住民対応の現場で働く職員の負担を軽減し、面談の質を平準化できるようにする。職員は、アプリをインストールしたタブレットを持って市民宅などへ訪問。面談時に起動すると、取得した音声をAIが自動でテキスト化してくれる。最終的に職員は、AIが生成した報告書案を確認し、加筆や修正を行うだけで済む。
自治体による面談業務では、住民一人一人に適切な支援を提供するため、正確で漏れのない聞き取りと記録が求められる。今回の実験で北区は、アプリを活用して面談時の聞き取り精度を高めるとともに、記録作成に要する事務作業時間を削減する効果を検証する。対象業務は、生活福祉課と保健サービス課での面談業務で、6月30日まで約5カ月間にわたり実施する。
北区では、2025年度から全職員が生成AIツールを利用できる環境を整え、区民サービスと区政運営のDX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に推進している。こうした取り組みの一環で、面談業務で抱える課題の解決に向けて、生成AIによる業務効率化の検証をNTTデータ関西と共同で行うことにした。









