2022.04.07 ラックスマンがベルトドライブアナログプレーヤー最新のトーンアーム搭載

ベルトドライブアナログプレーヤー「PD-151 MARKⅡ」

 ラックスマンは、ベルトドライブアナログプレーヤー「PD-151 MARKⅡ」を5月に発売する。価格(税込み)は39万3800円。

 PD-151 MARKⅡは、2018年に発売され、一体型アナログプレーヤーの機能性と確かな性能を高剛性の筐体(きょうたい)にまとめ上げたスタンダードモデルPD-151のマーク2モデルとして、オリジナル仕様の最新トーンアームを搭載した。

 外装は、レコード再生に必要な手順をシンプルに楽しめるよう過度な装飾を排した仕上げを突き詰め、トップパネル上をトーンアーム/ドライブモーター/ターンテーブルの3大要素のみに絞り込んだパーツ配置とすることで、デザインと機能が高度に融合する魅力的な外観を獲得した。

 トーンアームは、初動感度に優れたSAEC社開発のナイフエッジ技術を採用したスタティックバランス型を搭載。S字アームの先端をユニバーサルタイプとすることで、ラックスマンLMC-5をはじめ、さまざまなカートリッジの装着・交換を容易にした。

 ドライブモーターは、PD-151の開発時に2年の歳月をかけて完成させた、オリジナル仕様の低速度・高トルクのブラシレスDCモーターを搭載。高精度のPID制御により、3段階(33 1/3・45・78回転)の回転数切り替えを可能としながら、回転変動を起こす要因にも素早く確実に対応した。

 ターンテーブルは、極厚のアルミ材を切削して製造された4キログラムの重量級プラッターと、複数の軸受構造を組み合わせた16ミリメートル径の高硬度ステンレス製スピンドルシャフトで、高い慣性力による安定した回転を生み出している。