2022.04.07 変わる 販社の系列店施策社会環境変化に合わせた対応

新商品内覧会も開催されているが、オンラインで別会場を結ぶなどコロナ禍を受けた変化が進んでいる

 コロナ禍で、メーカー販売会社が系列の地域電器店に対する施策を変えてきている。家電のIoT化やEC(電子商取引)の利用が拡大する中、催事のオンライン化やサブスクリプション(定額制)サービスとの連携など、社会環境に合わせた対応を強化。家電量販店最大手ヤマダホールディングス(HD)傘下のコスモス・ベリーズは、環境の変化をチャンスと捉え、「家丸ごと提案」を可能にする新たなウェブ発注システムを立ち上げ、会員獲得に向けて攻勢をかけ始めた。

  (つづく)