2022.04.15 浜松ホトニクスの液晶型空間光制御デバイス有効エリアサイズ従来の4倍

SLMの従来品(左)と新開発品

 浜松ホトニクスは、独自の光半導体製造技術により、同社従来開発品の有効エリアサイズを約4倍まで大面積化し、耐熱性を高めた世界最大級の液晶型空間光制御デバイス(SLM)の開発に成功した。

 SLMはレーザーなどの入射光の波面を液晶で制御し反射光の波面形状を調整することで、入射光の分岐やゆがみの補正などレーザーの照射パターンを自由に制御できる光デバイス。

 同SLMの開発により高出力の産業用連続発振(CW)レーザ...  (つづく)