2022.04.22 NIMSなど液化効率50%実現へ磁気冷凍技術により水素液化機の開発進む
今回の研究で開発したAMRR装置(左)と断面図(中央)。右は液化ステージなどの拡大図
物質・材料研究機構(NIMS)、金沢大学、大島商船高等専門学校の研究チームは、磁気冷凍法により液化効率を上げ、水素液化のコスト削減の道筋をつけた。将来的に液体水素を製造可能にする水素液化機を実現し、液化効率50%、水素製造価格の削減に貢献したいという。詳細は11日、応用物理学会の学術誌「Applied Physics Express」にオンライン掲載された。
水素は脱炭素エネルギー源として期待されている。現在200万トンの水... (つづく)