2022.04.26 エネオスと三菱商事、SAFの早期事業化検討 27年にも新たな航空燃料の供給網

認知を広げていくためロゴも作成した。墨で描いたデザインで「国産」を強調したという

 従来の燃料よりも二酸化炭素(CO₂)の排出を抑制できるSAF(持続可能な航空燃料)などの次世代燃料について、サプライチェーンを早期に構築するため大手2社がタッグを組む。石油元売り最大手のENEOS(エネオス)は18日、事業化に向けて三菱商事と検討を始めると発表した。航空業界では排出抑制の動きが強まりを見せ、SAFの世界的な市場規模の拡大が予測されている。欧米で商用化が加速する一方、安定供給に向けて国交省などは国産化を推進しており、両社は早期のサ...  (つづく)