2022.05.20 タイヤソリューションや「2024年問題」トラックショーで各社訴求

ミシュランのブース

 トラックや特殊車両などをめぐる最新製品や技術、ソリューションを紹介する「ジャパントラックショー2022」が今月、パシフィコ横浜(横浜市西区)で開かれた。 物流・輸送関連をはじめ多くの企業が参加し、「新時代」をにらんだ展示を訴求した。

 隔年開催で、2年前の前回はコロナ禍で中止だったため、今回は4年ぶりとなった。自動運転や様々な安全につながるソリューションをはじめ、ハード・ソフト両面で、エレクトロニクスやIT関連各社も取り組んだ。

 タイヤ内蔵用RFIDタグなどで訴求したミシュランと村田製作所の展示ブースでは、タイヤの残溝点検ができるスキャン技術も披露され、注目を集めた。

 トレンドの一つが「2024年問題」。働き方改革に伴い労働時間の規制が2024年4月から強化されるなか、ドラレコなどのデジタルサービスも登場。DXで環境配慮・省人化を進める取り組みも多彩にアピールされた。

 会期最終日が週末に設定され、家族連れ向けのスタンプラリーなどの企画も。迫力ある実車の運転席を体験できる展示など、一般来場者でもにぎわった。

(23日の電波新聞/電波新聞デジタルで、動画も含め詳報予定です)