2022.05.27 テイチク山口ひろみ、北山たけし関西で新曲キャンペーン 北島三郎コンサートにも出演
山口 ひろみ
テイチクエンタテインメントの山口ひろみ、北山たけしが、関西キャンペーンを行った。在阪メディアに対応したほか、師匠である北島三郎のコンサートにも出演し、それぞれ新曲をアピールした。
山口は、北島が書き下ろした王道演歌のデビュー20周年記念曲「哀愁港町」をPR。曲のテーマは「成長」だ。「師匠のレッスンを受けたが、レコーディングは4日間で36時間。自身でディレクションをしながら何とか完成した」と話す。オリコン演歌・歌謡曲チャートで4位と、順調なスタートを切った。
CWには北島の名曲「知床愛歌」のカバー曲を収録している。スケールの大きい歌なので、のびのびと歌うことがポイントだ。
新歌舞伎座(大阪市天王寺区)での北島のコンサートにも出演した。「ファミリーの一員として師匠の姿を見て学べることができ幸せだった。感動の連続だった」と振り返る。昨年結婚した山口は「人生、恋愛を語る歌は味が出ると思う。師匠を安心させられた意味も含め、20周年の節目に成長したい」と語った。
一方、北山は「霧笛の酒場」「アカシアの街で」で築いたムード歌謡の世界をさらに深めた「博多ぶるーす」を発売。ブルースは初めての挑戦で、「師匠が作曲して驚いた。北山の新しい世界観の扉を開けた楽曲」と北山は明かす。演歌とは違う歌唱方法だが、ジャズの感覚で歌うことがポイント。地元・福岡の歌ということで懐かしさを感じたという。CWは北島の「やん衆挽歌」をカバー収録。「隠れた名曲で格好が良い。難しい曲で師匠のすごみを改めて感じた」(北山)。
山口と同じく北島のコンサートに出演した。「涙と笑いと迫力があるステージ。同じステージに立てて、1分、1秒が宝の時間」(北山)となった。北島の「心を届ける歌」を胸に、北山はこれからも魂を込めて歌う。