2020.01.03 運用20周年のすばる望遠鏡に新高速CMOSカメラ計画進行中 NOK、新FPCの試作重ねる

国立天文台の宮崎教授

 NOKの電子部門(子会社・日本メクトロン)は、運用20周年を迎えた国立天文台ハワイ観測所すばる望遠鏡の、CCD用フレキシブル配線板(FPC)を納入している。現在、国立天文台で、新しい高速CMOSカメラ計画が進行中で、NOKもそれに合わせ、新たなFPCの試作を重ねている。開発を前に、改めてすばる望遠鏡とFPCの使用箇所について、宇宙観測の国際共同研究プロジェクトに参加している国立天文台の宮崎聡教授に聞いた。

 すばる望遠鏡の特徴...  (つづく)