2022.06.01 「電波の日・情報通信月間」記念式典が開催3年ぶり、中央式典に250人参加

中央式典の表彰式

 6月1日は「電波の日」。1950年に電波法、放送法、電波監理委員会設置法の電波3法が施行され、電波の利用が広く国民に開放されたことにちなんで制定された。

 総務省は毎年この日、全国各地で「電波の日・情報通信月間」記念式典を開催している。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で昨年、一昨年は中止されたが、今年は感染者の減少を受け3年ぶりに開催。電波の利用および情報通信の発展に貢献した個人・団体を表彰した。

 中央式典は東京都内のホテルで行われた。式には例年、関係者約1500人が出席するが、コロナ感染症対策の観点から今年は規模を大幅に縮小。参加者は250人程度にとどまった。

 「電波の日」総務大臣表彰は、電波利用の発展に多大な貢献があったとして梅比良正弘・南山大学理工学部電子情報工学科教授ら3個人、1団体を表彰した。

 このほか北海道、東北、関東、信越、北陸、近畿、中国、九州、沖縄などの総務省の地方市分局が記念式典を行い、それぞれ表彰を行った。

(2日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)