2022.06.17 キリシマ精工、光通信・半導体分野で事業拡大金属微細加工技術で霧島から世界へ

キリシマ精工の西重社長

 日本には、サブミクロンの金属加工技術で電子・電子産業を支えている中小製造業が少なくない。キリシマ精工(鹿児島県霧島市)は、0.2ミリメートル(200マイクロメートル)角の世界最小のサイコロを作る金属微細加工技術で光通信、半導体分野の発展に貢献している。

 同社は2006年8月、西重保社長が52歳の時に起業し、現在では従業員50人余りの規模に成長した。チタン、SUS、アルミ、ニッケル、無酸素銅などさまざまな金属素材の微細加工を得...  (つづく)