2022.06.17 リガク、リュウグウの元素組成解明熱分析装置で隕石との違い発見

小惑星「リュウグウ」試料を分析したリガクの熱分析装置

 X線分析装置のリガクは、小惑星探査機「はやぶさ2」が採取した小惑星「リュウグウ」の試料分析の取り組みに参加し、含有する元素の組成や隕石(いんせき)との違いを明らかにした。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)のプロジェクト。北海道大学の圦本(ゆりもと)尚義教授が率いる化学分析チームがまとめたリガクの分析結果を含む論文が10日、米科学雑誌「サイエンス」オンラインに掲載された。

 リガクは昨年6月、大阪府高槻市の...  (つづく)