韓国サムスン電子は7日、2022年4～6月（第2四半期）の営業利益が前年同期比11%増の14兆ウォン（約1兆4500億円）だったと発表した。

　売上高は同21%増の77兆ウォン。四半期ベースで過去最高を記録した前期からはわずかに減少した。数字はいずれも暫定値。今月下旬に部門別業績を含む決算確定値を公表する。

　インフレによる個人消費の落ち込みで、スマートフォンやコンシューマー向け製品の出荷が低迷したが、サーバー用半導体メモリーの伸びが補った。また対ドルでのウォン安も収益を押し上げた。

　ただ営業利益はアナリスト予想の14兆7000億ウォンには届かず。過去2年では最低の伸びとなった。

（8日付電波新聞／電波デジタルで詳報します）