2022.07.22 光当たる廃食用油 使った油が化石燃料の代替に
リニューアブルディーゼル燃料を給油する作業が公開された
カーボンニュートラル社会に向けて、燃焼時に排出する二酸化炭素(CO₂)を実質的に低減させる燃料の普及が盛んだ。中でも、揚げ物などの調理で使い古した廃食用油を燃料として再活用する取り組みに光が当たる。過渡期的な技術だが、そもそもの発生量などに限界があるため、将来的には需要が伸びて争奪が激しくなることも予想されている。
7月中旬、廃食用油などを原料とした「リニューアブルディーゼル燃料」で走る路線バスが、国内で初めて運行を始めた。... (つづく)