2022.08.10 米国内に半導体メモリー工場新設マイクロン、5兆4000億円投入

 米マイクロン・テクノロジーは9日、2030年までに400億ドル(約5兆4000億円)を投じ米国内に最先端半導体メモリー工場を建設すると発表した。約5000人の技術専門職らを含め最大4万人の雇用を創出するとしている。

 投資計画は、同日の米半導体産業支援法案成立に合わせ発表された。法案では国内での半導体生産と研究開発に520億ドルの補助金を投じることが盛り込まれている。

 マイクロンは昨年、今後10年で半導体製造と研究開発にグローバル規模で1500億ドル超を投じる方針を示しており、今回の投資はその一環。

 工場は25年以降に稼働開始の予定。建設地や工期日程など詳細は数週間以内に発表するとしている。

(11日付電波新聞/電波デジタルで詳報します)