2022.08.11 家電量販店5社4~6月連結決算 巣ごもり需要反動などで全社減収高付加価値品ニーズ根強い 通期予想は修正なし
物価高は進行しているが、白物家電を中心に高付加価値品の人気は続いている
上場する大手家電量販店5社の2023年3月期第1四半期(1Q、4~6月)連結決算が出そろった。巣ごもり需要の反動や物価高による消費マインドの低下、上海ロックダウンの影響による商品供給の停滞などが響き、全社減収。商品供給は持ち直しつつあるものの、原材料費の高騰や為替の影響で家電でも値上げが進んでおり、消費に水を差す可能性もある。ただ、エアコンや洗濯機などの高付加価値品に対するニーズは強く、下期にかけても全体的な需要を下支えするとみられる。
... (つづく)