2022.08.16 船舶燃料を共同研究国立環境研究所と商船三井、バイオ燃料も調査

商船三井の技術研究所

 海運大手の商船三井は、国立環境研究所(茨城県つくば市)と、船舶を航行させる燃料油について共同研究を始めたと発表した。燃料の環境への影響度合いなどの調査や、将来のクリーンな代替燃料の候補の一つ、バイオ燃料も研究の対象とする。燃料油サンプルを環境研究所側に提供し、詳細な化学物質の分析結果などを共同でデータベース化していく。

 同社は約60年前から、国内の海運企業としては唯一、燃料油や潤滑油を独自で分析できる機関、技術研究所(川崎市...  (つづく)