2022.10.07 三菱電機の最先端センサー広域・高分解能 防災の進化に貢献 「だいち3号」 分解能0.8メートル、 観測幅70キロメートル

「だいち」の2.5メートル分解能(左)と「だいち3号」の0.8メートル分解能シミュレーション画像の比較

 三菱電機が宇宙航空研究開発機構(JAXA)から受注した先進光学衛星「だいち3号」が完成し、報道関係者に公開された(既報)。最先端のセンサー類を搭載しており、重さは約3トン。高度670キロメートルから地表を観測する。分解能0.8メートル、観測幅70キロメートルなど、高精度・広域観測を実現した。防災やデータ活用などへの貢献が期待されている。

 同社鎌倉製作所(神奈川県鎌倉市)の1棟は全体がほぼクリーンルームで、だいち3号関連の開発...  (つづく)