2022.10.21 【あかりの日特集】ホタルクス LEDシーリングライト 今年度モデル全25機種に残光機能を搭載

LEDシーリングライトに搭載された「ホタルック」が淡く照らすイメージ

 ホタルクスは、今月3日から順次発売しているLEDシーリングライトの今年度モデル全25機種に、残光機能「ホタルック」を搭載した。住宅、非住宅の両分野に展開する防災用照明と合わせ、ユーザーに安心・安全を提案していく。

 ホタルックは、1995年1月に発生した阪神・淡路大震災で被災した同社従業員の経験から開発された機能になる。蛍光ランプへの搭載から始まり、2013年にはLEDシーリングライトにも展開。地震や大雨など自然災害への関心が高まる中、照明メーカーとしてできる安心・安全対策として、今年度モデルでは、これまで上位機種に限定していたホタルックを全機種に展開している。

 同社は、新しいLEDシーリングライトにとどまらず、防災用LEDベース照明「防災用Nuシリーズ」や、防災用LEDシーリング「HotaluX AID(ホタルクス エイド)」も製品化している。両製品とも、コンセントに設置した停電検知送信機が電圧状況を監視し、停電を自動で判別して非常点灯する仕組みを備えたものだ。

 施設向けの防災用Nuシリーズは、建築基準法で定められた非常灯の点灯時間である30分を、災害時における長時間の停電を想定し最大10時間点灯できるようにしている。

 住宅向けのエイドは、シーリングにリチウムイオン電池を内蔵し、300ルーメンの明るさで10時間点灯できる。リモコンで必要な明るさを3段階で選択できるため、明るさを150ルーメンに抑えて夜間7時間のみ点灯させれば、約3日間使用できる。