2022.11.01 NICT 多言語への同時通訳システム 、2025年の実用化へ研究成果公開
同時通訳システムを用いたデモの様子=NICT本部
外国語によるスピーチを瞬時に通訳し、字幕と音声で提示する―。総務省所管の情報通信研究機構(NICT)は、そんなコミュニケーションを実現する同時通訳システムを報道陣に公開した。多くの外国人の来場が見込まれる2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)も視野に入れ、実用化を目指す方針だ。「言葉の壁」を取り払う多言語への通訳技術などの最前線に迫った。
「史上2度目となる2025年万博が大阪で開催される」。
10月... (つづく)