2022.12.09 デジタルアート展 「ゴッホ・アライブ」 10日から名古屋市の金山南ビル美術館棟で開幕

代表作「ヒマワリ」代表作「ヒマワリ」

ソファのある展示室ソファのある展示室

ヒマワリ畑のフォトスポットヒマワリ畑のフォトスポット

 デジタルアートの展覧会「ゴッホ・アライブ」が10日、名古屋市の金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)で開幕する。来年3月5日まで。

 世界で850万人を動員した没入型展覧会。暗くて広い展示室では、壁や床にゴッホの作品がパノラマで投影。ゴッホの激情とシンクロする音楽や次々と流れる映像に身を投じながら、ゴッホが見た景色を共有し、情熱に満ちた人生をたどることができる。

 希望と陽の光にあふれた「ひまわり」をはじめ、発作に苦しみながら療養院から見たサン=レミの光景「星月夜」など3000点以上の作品が展開される。力強い筆致と、黄や青、赤の大胆な色と光で彩られた映像は、芸術家の起伏に富む感情や詩的な内面、時代を描き出している。

 グランデ・エクスペリエンセズが開発したSENSORY4™は、マルチチャンネル・モーショングラフィックスと映画館品質のサラウンド音響、最高40 台ものHDプロジェクターを融合させ、マルチスクリーン環境を提供する独自システム。ARを使ったフォトスポットも多数ある。