2023.01.10 健診データを紙からデジタルへ Al insideなど協業で

展示会でのAl insideのブース

 文書のデジタル化などAIインフラの提供を手掛けるベンチャー、Al inside(インサイド)は、健康診断での法人向けソリューションなどを展開するウェルネス・コミュニケーションズ(WCC)と、スマートヘルスケア推進で協業すると発表した。

 文字認識AIなどを通じて、健康診断の結果データ化や、データの活用による新規事業創出を支援する。AI活用などでのデジタル化の「民主化」として期待される。

 健康診断の結果は、紙ベースで届けられることが多いが、経年変化などをたどる上でも、デジタル化されるとしやすくなる。マイナポータルで、健診データを見られるようになれば、データをいつでも見ることができ、関心も高まるとの指摘もある。

 そこで、文書でのデータをデジタル化することで、データを活用しやすくするのが、協業の狙いだ。