2023.01.17 【半導体/エレクトロニクス商社特集】マクニカ 原一将社長
原 社長
社会課題の解決、未来発展に貢献
マクニカは、世界中から最先端テクノロジーを見つけ、技術的付加価値を加えて提供している。従業員の3割を占める技術者と、グローバルにサポートできる体制も構築。以前からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ヘルスケアなどの分野でもビジネスを展開する。
半導体事業では、170社超のメーカーを扱い、ハード・ソフトウエアなどを組み合わせた高付加価値ソリューションやものづくりに関するコンサルティングも展開。IoT関連やDXを目指すあらゆる分野の顧客の課題解決・アイデア実現に、ものづくり全工程で支援する。
ネットワーク事業では、リモートワーク拡大やクラウド活用に伴うエンドポイント・クラウドセキュリティーに加え、サプライチェーンのサイバーリスクの可視化ソリューション、ECやインターネットバンキングでの不正防止ソリューションなど、新たなセキュリティー対策にも貢献する。
地球環境や社会課題への対応を経営の重要テーマと捉えて、サスティナビリティ基本方針を策定し、事業を通じて課題を解決するマテリアリティーを三つ定めた。
ビジネス&エコノミー領域では、スマートファクトリーやCPSセキュリティーをテーマに設定。ライフ&ソサエティ領域では、スマートシティーやスマートモビリティー、ヘルスケアといったテーマとする。
また、グリーン&アース領域では、サーキュラーエコノミーとフード・アグリテックをテーマとし、最先端テクノロジーとインテリジェンスをつなぎ、サイバーとフィジカルの強みを融合した独自のサービス・ソリューションを提供することで、地球環境や社会課題の解決を図る。
「変化の先頭に立ち、最先端のその先にある技と知を探索し、未来を描いて〝今〟を創る、というパーパスの下、最先端の技と知をつなぎ、未来構想力と解像度の高い実装力をあわせ持った共創パートナーとして、さまざまな領域での社会課題や地球環境問題の解決と、より良い未来社会の発展に貢献する企業を目指す」(原一将社長)。