2023.01.25 【ネプコンジャパン/オートモーティブワールド特集】ネプコンジャパン カトーレック
カトーレックのブースイメージ
世界同一品質・サービス EMS事業を中心に紹介
カトーレックは「ネプコンジャパン」に出展し、EMS(電子機器製造受託サービス)事業を中心に紹介する。
同社は、エレクトロニクス事業としてEMSと、陸運業を主とするロジスティック事業を日本、ASEANを中心展開している。両事業を融合した「ロジトロニクス企業」を目指している。
EMSの製造拠点を国内(高松本社工場、松山)、中国(蘇州、広州)、ベトナム、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、メキシコ(ティファナ、グアナファト)、インド(プネ、合弁)の世界9カ国12カ所に設けている。設計から資材調達、基板実装、組み立て、物流までトータルにサポートし、受託する製品は家電、AV、車載、情報・通信、住宅設備、産業機器、医療機器、航空・宇宙機器まで幅広い。
各工場は、多品種少量生産に対応するフレキシブルな生産体制と、世界いずれの工場で生産しても同一品質、同一サービスを提供するグローバルプラットフォームに位置付けている。
日系企業の受託が多いが中国、米国、インドなどの企業からの受託も増加している。ODM(相手先ブランドによる設計・製造)の案件やユニットの組み立て案件が増えている。
生産増強では、インドネシア工場第4棟が2020年4月、ベトナム工場第2棟が同6月、フィリピン工場第3棟が21年5月に竣工(しゅんこう)した。インドについても生産増強を検討している。営業、購買機能の「グローバルEMSセンター」を高松(高松市)に設けているが、新たに第2オフィス(高松市朝日町2丁目、高松ビルA棟)と大阪オフィス(大阪府吹田市江坂町1丁目、ファサード江坂ビル)も設けた。
同社は文化事業にも力を入れている。四国・高松市屋島にある四国民家博物館(通称=四国村)は同社が運営している。