2020.01.27 【ルームエアコン 各社の主力機種】パナソニック

「エオリア」Xシリーズ

高濃度「ナノイーX」搭載自動でカビを抑制へ

 パナソニックは、「健康で快適な空気と暮らそう」というコンセプトのもと、同社独自の「ナノイーX」と「エオリアAI」の搭載で、清潔性・快適性を向上させたルームエアコン「エオリア」Xシリーズの提案に力を入れる。

 吹き出す風がカビ臭いなど、エアコン内部のカビを気にするユーザーは多く、特に清潔性能に高い関心が寄せられている。

 Xシリーズは、従来のナノイーXのOHラジカル量を2倍(毎秒約9兆6000億個)にした、同社史上最高濃度のナノイーXを搭載している。エアコン内部に高濃度のナノイーXをたっぷり充満する「新・内部クリーン」機能により、付着した油分まで分解し、最大で約41%低減する。油分を低減させることで、カビの栄養源となるほこりを減らし、内部のカビの発生を抑制する「カビに強いエアコン」を実現した。

 エアコンを使用していない時でも24時間365日カビの生えやすい環境を見張って自動でエアコン内部を乾燥し、高濃度のナノイーXを充満させてカビを抑制する業界初の「カビみはり」機能を搭載する。熱交換器には、独自の「ホコリレスコーティング」を施すことでほこりの付着を防ぎ、自動で洗浄し清潔に保つ。

 クロスフローファンには、防汚・防カビコーティングを施し、「防汚効果」「除菌効果」「防カビ効果」が認められ、防カビ加工製品認証マークSIAAを取得、エアコンで唯一「日本アトピー協会推奨品」マークも取得している。

 また、進化したエオリアAIが、気象情報やユーザーの好みの運転、住宅環境、生活パターンなど、様々な情報を解析、学習する。その情報を基に、自動で快適な運転を行う「AI快適おまかせ」は、快適性を優先するか省エネ性を優先するかを選ぶことができる。さらに、昨今の記録的な猛暑にも耐え得るエアコンの必要性に対応し、室外機の運転性能を最適化させ、外気温50度対応を実現した。


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