2020.01.27 【ルームエアコン 各社の主力機種】ダイキン工業

「うるさらX」

最大1リットルの結露水で 室内機の熱交換器洗浄

 ダイキン工業は、健康で快適な空間づくりに欠かせない湿度コントロール技術に優れた空調商品のブランドライン「うるるとさららシリーズ」を立ち上げ、同社独自の技術による快適空調の提案を強める。

 ルームエアコンでは壁掛け型ルームエアコン「うるさらX(エックス)」「うるさらmini(ミニ)」をそろえる。湿度コントロール技術をはじめ、空調制御、省エネ技術、AIやIoTなど情報技術を駆使した付加価値の高い商品戦略で、健康・快適な空間づくりに貢献していく。

 うるさらXはルームエアコン1台で「空調の四要素」を目的に応じて最適にかけ合わせ、より健康で快適な環境づくりを実現させていく思いをネーミングに込めた。同社独自の無給水加湿技術を応用した、業界初の「水内部クリーン」を搭載。空気が乾いた冬でも最大1.0リットルの結露水で室内機の熱交換器を洗浄して、ほこりを洗い流す。その後、ストリーマ照射や送風、加熱乾燥で室内機内部のカビの成長を抑制し、年間通して清潔な風を送る。

 また、新形状のフラップで包み込むような柔らかい気流を実現し、強い風を感じやすかった暖房運転の開始時でも部屋が暖まる速さを変えることなく体に感じる風速を約70%低減し、心地良い風を届ける。

 このほか、入眠から起床までの眠りの深さや体温変化に合わせて室温をコントロールする「新・おやすみ運転」も搭載して快眠サポートを行う。さらに、新たに開発したスマートフォンのアプリケーション「ねむロク」と連動し、深睡眠時間をはじめとした睡眠状況をスコアで確認することができる。

 なお、うるるとさららで培ってきた無給水加湿、新・ハイブリッド除湿を搭載し、うるさらXと同等の加湿量ながら、室内機を小部屋に合わせて薄型設計にしたうるさらminiもそろえる。


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