2023.03.22 人の手と同様の繊細な作業が可能に OKIグループがロボ用最小級モーター
デモのもよう
OKIは22日、グループ企業が多指多関節ロボットハンドの小型軽量化を実現する高トルク小型モーターの開発に成功したと発表した。
直径12ミリメートルで、世界最小級。独自技術で高性能、低消費電力を実現した。成長が続く産業用ロボット市場向けの新商品として展開する。
OKIマイクロ技研(福島県二本松市)が開発した。
産業用ロボットは先端医療や食品などさまざまな分野で導入が進み、特に繊細な作業が求められるものが増えている。
狭いスペースでの作業や、繊細な作業ができないことが課題になっていた。構造の工夫などで課題を克服。2年間で5億円の売上高をめざす。
(23日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)