2023.03.24 独台が半導体研究などで協定 閣僚が26年ぶり訪台、視察も

協定の署名に臨むシュタルク・ヴァッツィンガー大臣(右端)

 【台北支局】ドイツの科学政策などを担当するベッティーナ・シュタルク・ヴァッツィンガー教育・研究相が今週、台湾を訪問し、半導体研究などで意見交換、協力の協定を結んだ。独閣僚の訪台は26年ぶり。中国との関係強化を進めてきたが、ショルツ政権では貿易や希少資源調達などで関係見直しも進められており、今回の訪台もその一環のもようだ。

 同相は教育・研究省を担当。台湾の国立科学技術評議会(NSTC)側の招きを受けて20日から訪台。半導体関連...  (つづく)