2023.04.10 東大が衛星観測値を活用し地上の降水量推定に新手法 機械学習で12.6%精度向上
東京大学は5日、人工衛星に搭載された「マイクロ波放射計」の観測値を利用し、地上の降水量を推定する新たな機械学習手法を発表した。既存の方法と比べて12.6%の精度向上を達成。さまざまな物理メカニズムを組み込むことが可能で、精度向上が期待できる。
降水量の正確な把握は、地球の水循環の理解や水資源、災害時対応のために重要。この分野ではこれまでも多くの機械学習手法が提案されてきたが、これらはデータ駆動型モデルで、大量の訓練データが必... (つづく)
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