2020.02.05 3次元解析で抗がん剤の薬効評価 オリンパスと福島県立医大、共同研究第2フェーズ

 オリンパスは、福島県立医科大学と、3次元解析を用いた抗がん剤の薬効評価手法の確立を目指して共同研究の第2フェーズを開始した。オリンパスの持つイメージング技術、3次元細胞解析技術を駆使し、福島県立医大が所有する、様々な遺伝子変異を持つ肺がん患者由来のオルガノイドに対して、画像を用いた抗がん剤のメカニズム解析や薬効評価を行う。

 両者は、がん患者の遺伝子変異に基づく最適な抗がん剤の開発および治療方針の選定法の確立を目指して、18年...  (つづく)