2020.02.06 ニチコン、4-12月連結は黒字回復 家庭用蓄電システムなど伸長

 ニチコンの20年3月期第3四半期(19年4-12月)連結決算は減収ながら四半期純損益が黒字化した。コンデンサ売上高は前年同期比約16%減、NECST売上高も同40%以上の増となった。

 近野斉取締役執行役員専務は「家庭用蓄電システムの売上高は前年同期比2.4倍で、一般電源も伸びた。一方、HV、EV向けフィルムコンデンサも前年同期に比べ倍増したものの、車載向けアルミ電解コンデンサ、産機、FA向け大型アルミ電解コンデンサが減収となり、回路製...  (つづく)