2020.02.06 日本電気硝子、12月期連結は上場以来初の赤字

 日本電気硝子の19年12月期連結決算は減収。営業利益は減益、当期純損益は上場以来初の赤字となった。

 津田幸一取締役常務執行役員は「買収した欧米ガラス繊維事業子会社の減損損失340億円があり、大幅赤字となった。欧米拠点を持ったことはマーケット、技術開発面では成功だったが、相手の設備をよく見ていなかったため、買収後に設備トラブルが続いた。薄型パネルディスプレイ用ガラス、ガラスファイバおよび光関連・電子デバイス用ガラスなどの販売も減少した。...  (つづく)