2023.05.01 セイコーエプソン、3月期連結は売上高18%増

 セイコーエプソンの2023年3月期連結決算は、部材費・物流費の高騰などコストが増加したが、値上げによる高値販売の継続、円安による為替のプラス効果もあり、売上収益は前期比約17.8%増と大幅な伸び。営業利益も増益を確保した。

 事業分野別では、プリンティング事業は、オフィス・ホームプリンティングが下期に供給制約が改善し、大容量インクタンクモデルの販売が伸長した。商業・産業プリンティングは、コロナ禍の影響による一部商品の投入遅延も...  (つづく)