2020.02.11 高効率結晶系シースルー太陽電池 カネカ、国立競技場に採用

国立競技場内観(提供=大成建設)

 カネカの高効率結晶系シースルー太陽電池が、国立競技場に採用された。

 今回採用されたシースルー太陽電池は、一般建築物の天窓や窓などの開口部向けに開発されたもの。透明のガラス窓のような意匠を備えつつ太陽光で発電し、採光性と眺望性が確保される。ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)に貢献する創エネルギー技術として、環境経営やBCP(事業継続計画)を強化する企業、公共施設などに積極的に提案しており、採用検討が進んでいる。
  (つづく)