2023.05.30 感光性樹脂材料の世界市場、 27年は22年比で17%増へ 半導体関連などが伸びる 富士経済まとめ

住友化学のフォトレジストの使用イメージ(同社のサイトから)

 感光性樹脂材料の世界市場は、2027年に約50万4000トンと、22年比で約17%増になるとの予測を富士経済がまとめた。半導体やFPD(フラットパネルディスプレー)、印刷、建築、自動車など幅広い分野に使われ、中長期的に需要の増加が予想される。

 調査によると、22年はUV/EB硬化型インキや印刷面用UV/EB硬化型ニスなどの印刷関連材料は伸びたが、それ以外の分野が前年を下回り、市場は前年比2.8%減の約43万500トンが見込ま...  (つづく)