2023.06.07 パナソニック、フードプロセッサーをリコール スライス・せん切りカッターの刃がかける恐れ

 パナソニックは、2022年3月から9月までに製造したフードプロセッサーMK-K82に付属するスライス・せん切りカッター、また別売品のスライス・せん切りカッターセットおよびスライス・せん切りカッターについて、スライス・せん切りカッターのせん切り刃が調理中に欠ける事象が2件発生したことから、事故未然防止のためリコールを実施する。これら2件の事象による人的被害はない。

 対象製品および対象部品を使う顧客には無償でスライス・せん切りカッターを交換する。交換部品が手元に届き、交換が終わるまで、スライス・せん切りカッターの使用を控えるよう注意喚起している。

 対象のフードプロセッサーMK-K82(製造番号220303~220916)の台数は1万5132台、対象の別売品(品番AUA08-160-W0/AUA94-160W0S=適用本体品番MK-K82/K62/K32)の台数は75台。

 外注先が生産したスライス・せん切りカッターにおいて、刃の高さの検査許容値上限を0.25ミリメートル拡大したところ、再現試験で耐久性に差が生じ、日常的に多くの分量を調理する場合に刃がかける恐れがあることが判明した。

 問い合わせは同社ホームページもしくはフリーダイヤル0120-087-615(受付=6月30日まで9時~18時/7月1日以降9時~17時・土日祝および同社休日除く)。