2023.07.20 富士電機、9月に100周年 1兆円企業の仲間入り パワエレ、パワー半導体をコアに社会価値創出めざす

 富士電機は9月1日に創立100周年を迎える。2022年度(23年3月期)に売上高が1兆94億円となり、「待望の1兆円企業」(北澤通宏会長)の仲間入りを果たした。今年度は、24年度から始まる次期中期経営計画につながる事業の拡大に取り組んでいる。

 同社の歴史は1923年9月、古河電気工業とドイツ・シーメンスの資本・技術提携による「富士電機製造」の設立から始まった。国内産業の近代化が進む中、モーターや変圧器、発電機、遮断器、計器と...  (つづく)