2023.07.26 【TECHNO-FRONTIER特集】ルビコン 薄膜高分子コンデンサーなど出展
HPBシリーズ
ルビコンは、電源システム展に出展し、コンデンサーの最新製品のラインアップを紹介する。
薄膜高分子コンデンサー「PMLCAP」は高分子を同社独自の技術で多数積層した製品。極めて理想に近い電気特性を有し、その性能から火星探査の地震計に採用された。従来の低電圧のラインアップに対し、250/500Vdc定格の面実装タイプ「MHシリーズ」、500/900Vdc定格のケースタイプ「HPBシリーズ」を新たに開発。電子機器の小型化に貢献する。
導電性高分子アルミ固体電解コンデンサー「PZ-CAP」は、同社従来の非固体アルミ電解コンデンサーの開発、製造ノウハウを生かしながら、独自ポリマー技術で従来よりも高耐圧を可能とした。リード線/面実装を合わせたハイブリッドタイプ16シリーズに「PKV/PZKシリーズ」を追加し全18シリーズをそろえる。
フィルムコンデンサーは、汎用の小型品から車載/産機半導体用の大型フィルムコンデンサーまで幅広いラインアップで、さまざまな機器と用途に提案可能。125度対応の「MPT」、実装面積を削減できる「MPY」などのさまざまなシリーズで各種電源機器に提案する。
アルミ電解コンデンサーは、一次側入力用スナップインタイプのラインアップをアップデートした。105度3000時間「MXT」、105度3000時間「VXT」共に従来シリーズを小型化。電源機器の小型化を図れる。