2020.02.24 事務機大手各社の4-12月連結決算 中国減速などで減収減益傾向 ITサービス、デジタル印刷は堅調
事務機大手各社の20年3月期第3四半期(19年4-12月)決算が出そろった。円高、米中貿易摩擦による中国経済の減速などが響き、減収減益傾向となった。複合機(MFP)、プリンタといった基盤事業の減収が収益にも影響。ノンハードのITサービス分野や商業印刷市場向けデジタル印刷分野は堅調だった。各社は通期業績見通しを据え置いたが、新型コロナウイルスの中国生産への影響など不透明感が増している。
リコーの売上高は、オフィスサービス分野が... (つづく)