2023.09.01 先端半導体のラピダス、北海道千歳市で開発・生産拠点の起工式 世界で地位確立へ

会見でIIMー1の模型を披露した東会長ら

 先端半導体メーカーのRapidus(ラピダス、東京都千代田区)は1日、北海道千歳市に開設する新たな開発・生産拠点「IIM-1(イーム・ワン)」の起工式を行い、小池淳義社長をはじめ、西村康稔経済産業相、鈴木直道北海道知事、横田隆一千歳市長、国内外の主要関係メーカーやサプライヤー首脳ら多数が出席した。今月から工事に着手し2025年春のパイロットライン稼働を目指す。

 同社は22年8月に政府が後押しし国内企業などが出資して設立した次世代半導体メーカー。建設するIIM-1は国内初となる2ナノメートル以下の最先端ロジック半導体を製造する施設になり、今後、北海道をはじめ、千歳市、周辺自治体の協力を得て工場稼働を目指していく。

 起工式後の会見で東哲郎会長は「最先端だけでなく地球環境にやさしい新しいタイプの工場、新しいタイプの街づくりも目指している」と述べた。

 起工式に出席した鈴木直道北海道知事は「乗り越えないといけない課題はあるが、今後とも多くの理解と共感を得てプロジェクトを成功につなげたい」と意気込みを語った。

 今後は国内外の企業や研究機関などとも連携を密にして次世代半導体分野で日本の地位を世界で確立していく構えだ。
(4日付電波新聞/電波新聞デジタルに詳報します)