2023.09.19 凸版印刷と東京大学研究室が多人数の遠隔ショッピングシステム開発 買い物難民支援

多人数遠隔ショッピング支援システムの利用イメージ(左は店舗での方向提示デバイス、右は遠隔利用者のWeb画面)=凸版印刷提供

 複数の消費者が遠隔地の店舗から送られてくるライブ映像を見ながら買い物を楽しむ―。凸版印刷と東京大学の研究室は、そんな環境を実現する「多人数遠隔ショッピング支援システム」を開発した。過疎化や少子高齢化が進む地域で小売店の減少や交通網の衰退が進む中で両者は、日常の買い物に困る「買い物難民」の課題解決を後押しする。

 凸版印刷が連携したのは、東大大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻葛岡・鳴海研究室。両者は対面のように円滑な遠隔...  (つづく)