2023.09.23 蓄電池や量子、AIなどで協力 日本とカナダが覚書を締結
RTの参加者ら
経済産業省は22日、カナダ訪問中の西村経産相が21日(現地時間)、オタワでは関係閣僚と面談するなどし、カナダ政府との間で、蓄電池サプライチェーン及び量子・AI等の産業技術に関する協力覚書を締結したと発表した。
シャンパーニュ・革新科学産業大臣との会談では、産業協力を一層深化させていくことで一致。また、5G・オープンRANを含むデジタル分野における両国の連携可能性について意見交換すると共に、ALPS処理水の海洋放出に対するカナダの日本産食品輸入・消費拡大への期待を述べた。
また、蓄電池産業の業界団体である電池サプライチェーン協議会(BASC)および日本企業7社の幹部(パナソニック・エナジー、プライムプラネットエナジー&ソリューションズ(PPES)、旭化成、豊田通商アメリカ、カナダ三菱商事、米国三井物産、住友商事) 、カナダ政府関係者およびカナダの蓄電池関連企業と共に、蓄電池サプライチェーンに関する官民ラウンドテーブル(RT)を開いた。
これに合わせ、パナソニック エナジーはEV用電池の材料を巡り、カナダ社との連携も発表した。
(25、26日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)