2023.10.02 NEC、7年ぶりの内定式 コロナ禍の学生、対面希望
午前・午後の2部制で約600人が出席したNECの内定式=2日、東京都港区の本社
今年度の下半期がスタートした2日、NECは東京都内本社で内定式を開催した。同社は新型コロナウイルス感染拡大前の2017年からオンラインで内定式を実施していたが、今回7年ぶりのリアル開催となった。
内定式は午前・午後の2部制で行われ、それぞれ約300人が出席。来年度入社の新卒者は大学院修了者はコロナ禍で学生時代の多くの時間をオンラインで過ごしたこともあり、内定者同士や社員との対面でのコミュニケーションを希望する学生が多かったリアル開催を決めた。
あいさつした堀川大介執行役は「NECは多様性を重視する会社。どんな挑戦をして、当社にどんな色を加えるのか楽しみにしている」と激励した。女性の内定者の1人は「少子高齢化時代に向けて労働生産性を高める仕事に取り組みたい」と意気込みを語った。
(4日付の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)