2023.11.09 【換気の日特集】パナソニック 全館空調、一戸建て向けを発売 高効率運転で省エネ実現

一戸建て向け全館空調熱交換気システム(全館空調)「with air(ウイズエアー)」

 パナソニックは、一戸建て向け全館空調熱交換気システム(全館空調)「with air(ウイズエアー)」の新製品を10月から発売した。

 快適・安心と省エネ性の両立を実現する空質空調システムへの需要が高まる中、省エネ性、さらに加湿ユニット(来春発売/オプション品)への対応により、さらなる快適性を高めている。

 熱ロスを抑えた換気を行う熱交換ユニットの需要は高まっている。同社では2019年2月、一戸建て向けにルームエアコン1台と熱交換気ユニットを組み合わせて住まい全体を冷暖房する全館空調「with air」を発売。

 また、22年6月にはマンション向け全館空調「with air CUBE(ウイズエアーキューブ)」を発売し、部屋中の冷暖房・全熱交換換気・空気清浄を全て行い、省エネで快適・安心な住空間を実現してきた。

 with airの新製品には、エアコンのオン/オフの頻度の抑制により高効率運転を可能にする制御システムを搭載し、さらなる省エネを実現した。

 また、来年春発売予定の加湿ユニット(オプション品)と空調により、家全体を一年中快適な湿度に保つ。遠心破砕技術により、少ない水量で加湿量を細かく制御できる。

 新製品には、エアコンの温度情報と各部屋のセンサーで検知した室内温度を基に、使用電力が大きいエアコンのオン/オフの頻度を抑制する制御システムを採用した。

 全館空調に最適なルームエアコンとして、もっとも効率的な運転を実現したアルゴリズムにより、前機種と比べて約20%の省エネを実現する。

 ホームエネルギーマネジメントシステム「AiSEG2(アイセグ2)」とも連携し、宅外からも操作を可能にする。