2023.11.22 奈良先端大などがAIでX線画像から骨密度を高精度に計測 骨粗しょう症診断の簡便化に期待大

 奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科の博士後期課程Gu Yi(コク・イ)氏、大竹義人准教授、佐藤嘉伸教授と大阪大学医学系研究科、愛媛大学整形外科などの研究グループは、AI(人工知能)を用いて、一般的な検査で使われる単純X線画像から骨密度を高精度に計測するシステムを開発した。今後、高精度な骨粗しょう症診断の簡便化やコスト削減が期待される。

 骨粗しょう症の診断はDXA(二重エネルギーX線吸収測定法)と呼ばれる骨密度計測専...  (つづく)