品川商工は、配線周りで使用できるワイヤリングアクセサリの専門メーカーとして創立60周年を迎えた。

　創業当時より電気・電子機器分野をはじめとした各分野向け、配線資材、小型プラスチック製部品の製品開発に積極的に取り組み、顧客ニーズに対応してきた。

　メディカル市場向けに基板スペーサ、配線クランプ、配線保護材など信頼性と実績ある製品を取りそろえ、製品提案に力を入れている。

　サーキットボード・スペーサ「SPLSNシリーズ」はシャーシと基板の間隔を一定の高さに固定する。取り付け作業性にこだわった製品で、シャーシ板厚0.5-2.0ミリメートルまで対応する。

　ほかにもシャーシ裏側への突出量が小さいタイプ、シャーシと基板間隔を3.5ミリメートルとする薄型対応タイプなど豊富なラインアップ。

　エッジホルダーはシャーシなどのエッジ部から電線被覆を守る。電線挿入口のロック機構により電線抜けを防止し、横、逆さ取り付けに対応する。

　また、独自構造で上方向、横方向のどちらからでもシャーシへ装着可能としている。UL1565規格認定製品（定格85度）。

　SFチューブは編組構造で軽量かつ屈曲性、弾力性、伸縮性に優れるため稼働部分のハーネス保護に最適。ワイヤクランプSSPはスポンジ付きでケーブルなどをソフトに収束しつつ適度な密着保持で、安定した保持力を維持する。

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