2023.12.06 トルンプ、仙台にテクニカルセンター開設 プラズマ装置の検査・修理に対応

8日に業務を開始する宮城テクニカルセンター

 【仙台】板金加工機、工業用レーザー発振器のトルンプは8日、仙台市太白区に仙台オフィス・宮城テクニカルセンターを開設する。同社は半導体製造装置に必要なプラズマ電源などのエレクトロニクス事業が好調。同センターを開設し、宮城県の主要な取引先を中心に顧客支援を強化する。

 新センターは従来の拠点に比べて延べ床面積は3倍。プラズマ電源装置などの検査や修理を行うブースは3小間から11小間に拡充した。スタート時の陣容は9人(うちリペアを行うエンジニアは5人)。今後、30人規模(同20人)まで拡大する。

 業務開始に先立つ6日にはオープニングセレモニーを現地で開いた。トルンプの髙梨眞二郎社長は「順調に事業が拡大してきた。お客さまに近いところで、しっかりとしたサポートをしたい。大きな企業の周りに関連する事業が集まってくる。そういう点で仙台には大きな可能性を感じている」と話した。