2023.12.15 ナノレベルの観察可能な次世代放射光施設 QSTなど、明るさ「太陽の10億倍」の放射光発生
ナノテラスの全景(提供=NanoTerasu広報チーム)
物質の微細構造を観察できる次世代放射光施設「NanoTerasu(ナノテラス)」が7日、仙台市青葉区の東北大学青葉山新キャンパスで公開され、太陽光の10億倍の明るさに当たる「放射光」を発生させることに成功した。最先端電子機器や材料の開発、創薬などにつながることが期待される。10年間で約1兆9000億円の波及効果を見込み、2024年4月の運用開始を予定する。
量子科学技術研究開発機構(QST)と光科学イノベーションセンター(P... (つづく)